シミのない透明な素肌、憧れますよね!
シミを作らない予防法、シミができてしまうメカニズム、シミ対策などについて紹介します。
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メイクが肌に残ると「シミ」になる?
メイクが肌に残ると、「シミ」になる。そんな風に思っていませんか?
目もとのマスカラの黒いかすや、唇のシワに残った口紅。しっかり落とさないと、そのままシミになってしまいそうで、がんばって、ゴシゴシ・・・。が、そんな心配は無用のようですよ。
「シミ」というのはメラニン色素で、化粧品の色素とは別物なのだそうです。
だから、化粧品の色素が皮膚に吸収されてメラニンに変わる、なんてことはないのです。
メイクアップ化粧品というのは粒子が大きく、肌に吸収されることはありません。これが、吸収されてしまうとなると、怖くて、メイクなんてできないですよね^^(いや、意外と楽かも?)
クレンジングのときに落としきれなかったメイクは、肌に残ったままになっている状態で、そのまま、吸収されて「シミ」になる、という事はありませんが、でも!
落とそうとして、無理にこすると、逆にそのことが刺激になって、「シミ」を誘発してしまう事があるそうです。
クレンジングは、やさしく、やさしく・・・。
もし、目もと・口もとがなんとなく黒ずんでいる、そんな人は、クレンジングのとき、ムリして、こすっていないか、見直してみましょう。
シミは紫外線によって作られる?そのメカニズムとは
紫外線を浴びるとなぜシミができてしまうのかご存知ですか?
紫外線は美肌の大敵です。紫外線を浴びると肌は表皮の細胞を守るためにメラニンという色素を作ります。メラニンは紫外線が真皮層に届かないようにブロックする働きがあり、通常なら皮膚の新陳代謝(ターンオーバー)によって排出されていきます。
ところが、紫外線を浴びすぎてしまったためにメラニンが過剰につくられすぎてしまったり、ターンバーの乱れによって排出しきれないと、肌に沈着してシミやそばかすになってしまいます。
また、肌のメラニンによって吸収されなかった紫外線(主に紫外線 A ・ U V A )は真皮層に達し、そこで活性酸素(フリーラジカル)を作ります。活性酸素は皮膚にハリや弾力を与えるコラーゲンを破壊し、シワやたるみが生まれてしまうのです。
まさに紫外線は美肌の大敵なのです。
間違った洗顔で「シミ・くすみ」を増やしていませんか?
お手入れの効果が実感できない…
くすみやごわつきが気になる…
そんな悩みがある方、
それは。。。
間違った洗顔が原因かもしれませんよ!
正しい洗顔は効果的なエイジングケアにつながります。
正しい洗顔は、古い角質を取り除き、ターンオーバーを促し、肌を活性化してくれます。また、美容成分の浸透効果を高めて、美肌へと導いてくれます。
特に、代謝の衰えを感じる年齢肌ほど、上質な肌洗顔がとても重要となります。
あなたの洗顔は、大丈夫ですか?
毎日行っているあなたの洗顔、本当に正しいケアができていますか?正しい洗顔方法について確認してみましょう
間違い洗顔をチェック!
洗顔前には、手の汚れを石鹸で洗い流しておきましょう。手は、汗などで汚れているので、洗顔前にしっかり洗っておきましょう。
まずは、予備洗顔。直接、石鹸で洗い始めずに、予備洗顔をし、全体を濡らします。
石鹸をしっかり泡立てましょう。石鹸の泡立ちが悪く、弾力のない泡では、洗顔時に摩擦で角質を傷つけてしまう上に、落としきれない汚れが残ってしまいます。
たっぷりの泡で包み込むように!指先で肌をこするのではなく、泡をたっぷりと肌にのせ、指先で泡を転がすようにやさしく洗います。特に、汚れが溜まりやすい小鼻まわり、額の生え際やフェイスラインも忘れずに!
すすぎはしっかり!水またはぬるま湯で、こすらず、ていねいにすすぎます。
とくに、生え際やフェイスラインは忘れてしまいがち。
すすぎをしっかりしないと吹き出物などの原因にも…
タオルで優しく吸い取る。すすぎの後は、やわらかく清潔なタオルで肌を押さえるようにして水分を吸い取ります。
紫外線対策とシミの原因について
しわやしみのないきれいなお肌をキープするためには、紫外線が強くなる季節でもしっかりと紫外線予防をしましょう。紫外線対策を行うためには、どうして紫外線が皮膚のしみやしわをつくるのかを、きちんと知っておくことが大事です。
人間の皮膚には、メラノサイトという細胞があります。その細胞は長時間紫外線を浴びると、肌を刺激から守るためにメラニン色素を生成します。
メラニン色素が生成されると、肌に照射された紫外線はメラニン色素の黒い部分で遮られます。メラニン色素が生成されることで、紫外線から肌は防護されるわけです。
しかし、メラニン色素が生成されすぎると、結果的にしみやくすみになってしまいます。
ターンオーバーによって古い皮膚と新しい皮膚は絶えず入れ代わっていますか、メラニン色素は本来は古い皮膚と一緒に排出されます。しかし、多量のメラニン色素が生成されている場合、ターンオーバーでも排出されきれず、肌が黒いままとなります。ターンオーバーを正常に保つためには肌の保湿、乾燥肌対策が大切です。
これがしみです。紫外線が皮膚に照射されても、すぐにしみにはなりません。メラニン色素かシミになるまでにはしばらく日数がかかります。
季節が夏から秋や冬に移り変わり、日焼けしいた肌の色が元に戻る頃になると、肌のシミがはっきりするようになります。
シミができてしまってから慌てることがないよう、早め早めの紫外線対策がポイントになります。
紫外線が強い時期に限らず、普段から紫外線対策をしっかりしておくことが、紫外線による影響で肌が老化してしまわないようにするためには大事なのです。
未来のシミを防ぐには季節にかかわらず美白ケアを続けることが大切
肌の奥にたくさんのシミ予備軍が潜んでいることをご存知ですか。
どんなに丁寧にケアしたつもりでも、毎日の紫外線ダメージが積み重なり、着実にメラニン色素は肌に蓄積していきます。
特に10代20代の頃に紫外線対策が十分でなかった方は要注意ですよ!加齢とともに蓄積されたメラニン色素はどんどんシミとして表面へと押し出されてきてしまいます。
春から夏だけの紫外線対策では蓄積されたメラニンがしみ化するのを防ぐことはできません。未来のシミを防ぐには季節にかかわらず美白ケアを続けることが大切です。
日焼け、シミを予防するには、まず紫外線対策を!
日焼けやシミを予防するには、紫外線対策が大切です。特に、日差しが強くなるのは夏だけではありません。一年中紫外線ケアをすることが大切です。
未来のシミ予防のために、紫外線対策をしっかり行いましょう。
露出したお肌を紫外線から守るためには、UV化粧品は必須です。
肌を露出する季節、いかに自分のライフスタイルや肌質にあったUV化粧品をチョイスするかが、美しく、健康的な肌をキープするカギとなります。
自分にあった、紫外線ケアを考えてみましょう。肌の悩みの中で、シワやしみは上位に入っていますが、シワやしみの原因も日焼けによるものがほとんどです。
つまり、日焼け対策をしっかりすることが、シワやシミ対策にもつながってくるのです。
下地もファンデもUVカットのものを!
日焼けやしみ対策として不可欠なのが、UV化粧品です。メイクの下地はもちろん、ファンデーションやフェイスパウダーにもUVカットができるものを選びましょう。
効果の高いものを選んでも、朝つけて、そのままでは効果も半減です。こまめな化粧直しも大切。紫外線が気になるあまり、SPFの数値にばかり気を取られ、
肌に合わない化粧品を選んでしまう、というトラブルも増えています。これでは、せっかくの紫外線対策も逆効果ですね。
SPFの数値の高さよりも、肌に合うものを、また、こまめに塗り直す、日傘などを併用することも重要になってきます。