20代半ばの頃、念願だったおめでたになり色んなサプリや赤ちゃんのために良い食事をとったり、自分にできる身体に良いことを色々と頑張っていました。

周囲からも妊娠中にやったほうが良いことなどを聞かされ、雑誌でも情報を得ていました。

しかしその中で、私がやっておけば良かった!と深く後悔しているものが一つあります。

それは妊娠線対策です。

妊娠線、その言葉は雑誌かどこかで聞いたことはありましたが、今になるとどこかで自分は大丈夫だろう、自分には関係ないと考えてたような気がします。
まだまだ20代、お肌も綺麗だしそんなに太る体質じゃないから、と自信があったのかもしれません。

それに加え、妊娠中期からは切迫早産になり赤ちゃんが無事に産まれてきてくれることだけを毎日願っていました。
そのかいあって、赤ちゃんは予定日までお腹にいてくれ無事に健康な女の子を産むことができました。

感謝の気持ちと幸せな気持ちに包まれて、毎日の育児に張り切っていたある日のことです。
ふと自分の身体を鏡でみたとき、お腹に見たことのない肉割れのようなものがあるのに気づいたのです!はじめはそれが何なのか理解できませんでした。

いつからあるのかも、育児に必死で自分のことなど気にかけていなかったので分かりません。
冷静になったとき、はじめてコレが妊娠線だと理解したのです。

気づいてからの私の行動は早かったです。
ネットで妊娠線について情報を仕入れ、口コミのよいクリームなどを購入しました。
これで大丈夫だろう、と安心していたのですが現実は甘くありませんでした。

そのクリームをいくら使っても、マッサージをしても、他のクリームを使っても妊娠線はなくならず、薄くもなりませんでした。

今も妊娠線は変わらない状態で私のお腹にあります。
よく調べると、妊娠線はなくなるものではなく、薄くしたいなら皮膚科や美容外科でレーザーなどの治療が効果的とのこと。

子供が産まれて何かとお金はかかるし、レーザーはちょっと怖いし、病院に行くことはせず結局、私は自分の妊娠線を受け入れることにしました。

赤ちゃんを産んだ勲章だ、という言葉を耳にし、自分もそう考えようと努力しています。
しかし、やっぱり妊娠線がなかった身体に戻れるならば戻りたいのが本音です。
昔に戻れるなら、妊娠初期の自分に「妊娠線予防クリームを使ってね」と伝えたいです。
どれくらいの効果があるのかは使用していないから分からないけれど、使用しないよりは効果があったはずです。

これから妊娠する予定の人はまだ間に合います。
めんどくさい?お金がかかる?いえ、それでも妊娠線予防クリームを使ってみてほしいです。
使っても妊娠線ができたならまだ諦めがつきます。
私のように妊娠線で悩む人ができるだけ少なくなってほしいと思う日々です。

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